無党派層の為の「日本第三の党」
Japan-Third-Party



「日本第三の党」の基本認識

その1. 無党派有権者は国政を左右する存在になってしまった

    2009年8月の衆議院選挙で民主党が過半数を占め、政権交代が起こり、二大政党制が幕開けしました。 本来、この選挙で無党派有権者は先ずは「政権交代・二大政党制」を選択したのであり、 「子供手当」「高速道路の無料化」等を選択したのではなかったはずです。 このような公約は実施不可能を承知の上、それでも「政権交代」を優先し、選択したはずです。

    しかし、無党派有権者は2010年7月の参議院選挙において、1年前に選択した結果に「ノー」を突きつけました。 政権獲得後の民主党は想像以上の準備不足、能力不足であったことは事実ですが、それをたしなめることによる混乱を どれほどの無党派有権者が考えた末に「ノー」をつきつけたのかは疑問です。
    2010年7月の参議院選挙で民主党が過半数を得ていれば、政策についての混迷(子供手当の財源不足、他)はさておき、 今日のような政局の混乱は未然に防げたはずです。

その2. 無党派有権者の付和雷同な投票行動は日本の政治を破壊する恐れがある

    衆参ねじれ現象の場合、二大政党のひとつ、及び少数政党が本来は連立を組み、政治は機能すべきですが、現状は麻痺状態にあります。 又、今後も衆参ねじれ現象は起こる可能性があります。 政権交代を支持した無党派有権者は少なくとも次回衆議院選挙までは政権与党を支持すべきと考えます。 このような考えを持てない無党派有権者が多くを占めると、無党派有権者の付和雷同な投票行動により国政は右往左往し、 日本の政治を破壊する恐れがあります。

    今、無党派有権者は、現在の混乱は自分達が招いたとの自覚を持ち、この自覚のもとに失敗(無党派有権者投票行動による政治の麻痺) を繰り返さない無党派有権者の投票行動を考えなくてはならないと思います。
その3. 民主党、自民党のいずれが政権をとっても、今のままでは安定した政権は望めない

    政権交代前の自民党、政権交代後の民主党、いずれの実績を見ても、ここ数年、首相は1年程度で交代しています。 この原因は当然、首相になる方の資質によるものですが、今後、直ちに卓越した資質、能力を持ったリーダーが現れる保証はありません。
    その間も、国内情勢、国際情勢は日々変化しますので、今後このような状態が続きますと、 日本は取り返しのつかない状態になることを私は恐れています。
その4. 不安定な政権の繰り返しは安全保障上、問題である

    今までも短命内閣は幾度かありましたが、これほど繰り返したことはありません。 有権者は国内問題(事業仕分けの類)には大いに関心はありますが、外交、安全保障についての関心は乏しく 、短命内閣繰り返しは、外交、安全保障上、大きな問題であることについて、それほど危機感をいだきません。
    しかし、私達が知らないうちに諸外国(アメリカ・ロシア・中国・etc)より、 その実力を見透かされ、危険な状態になりつつあるのではないかと思います。
    私達は不安定な内閣の繰り返しは日本の安全を大きく損ねるとの認識に立つ必要があると思います。
その5. 理念なき行動は凶器である

    現在の日本は、幸か不幸か無党派有権者に国政を左右する力が備わってしまいました。 この力は国政を良くする力にも、破滅に導く力にもなります。この力は当然、国政を良くする力にしなくてはなりません。 そのためには無党派有権者は「理念」を持って投票行動をしなくてはなりませんが、現状では無党派有権者に対する受け皿が無いため、 その時々の不満のはけ口として、理念なき、付和雷同な投票行動にならざるを得ません。
    これを補う為には無党派有権者が投票するための共通理念を掲げる政党が必要です。
無党派有権者の共通理念を掲げる「日本第三の党」

「日本第三の党」が考える無党派有権者の共通理念(選挙公約)

    その1. 安定した政治
    その2. 比例区の議員定数は1/2を目指します
    その3.一票の価値は限りなく1.0倍の選挙区割りを目指します
    その4. 政治の世襲を禁止
    その5.大衆迎合的な公約のチェックをします
    その6. 実質、議員定数削減を図ります

公約詳細  選挙活動  議員定数  無党派の皆様へ  ボランティアのお願い  党員・サポータ募集  支援者の声 世話人挨拶

2011年3月
日本第三の党 世話人 高橋紀雄

略歴:
1951年生れ(59歳)
1975年 上智大学理工学部卒業
職業 自営
Office 東京都新宿区中町レジデンス明石B1
E-mail n-takahashi@sanritsu.net