Japan-Third-Party 世話人挨拶 日本第三の党、世話人の高橋紀雄です。 私は政治、選挙、法律の専門知識は無いことを始めにお断りしておきます。 さて、私はTVの政治番組を見たり、関連書籍は多少読みますが、学問的経験も、政治活動の経験も皆無の無党派有権者の一人です。 政治に多少の関心はあるものの、とても政治に関する行動を自分で起そうとは今まで、一度も考えたことがありませんでした。 政治に不満はあるものの、現実を考えれば職業政治家にお任せすることが現実的な選択と考えておりました。 政局混迷、小沢問題、年金問題、財政問題、領土問題・・・・・色々、問題はあるものの、政治家、官僚はそれほどまでに無能では無いので、 そこそこのところに落ち着くと思っておりました。 しかし、今回の混迷と今までの混迷とで大きく異なる点があります。それは、無党派有権者の付和雷同な投票行動により 政治が大きく左右されることです。 これは私達が未だかつて経験したことの無い現象です。また、その投票行動は、小泉政権への喝采、自民党・官僚政治の否定、等で、 現状を破壊することに快感を覚える有権者が大変多くなっています。 この流れは止まることなく、その後も名古屋市長選(2011年3月)に見られるよう、付和雷同な現状否定が喝采を浴びる傾向は益々強くなっています。 今後、このようなことが続くと「角を矯めて牛を殺す」が如く、我が国の政治は崩壊してしまうのではないかと、 恐れるようになりました。 これを防ぐためには「無党派有権者共通の願いを叶える政党」を立上げ、その力を集結する必要があると、考えるに至りました。 今回のような提言は正統な考えではないことは承知しております。 選挙とは本来、人を選ぶことであり、選ばれる方(少なくとも首相を目指す方)は私達とは異次元の 愛国心、国家観、歴史認識、教養、それと絶大なリーダーシップを持っていなくてはなりません。 しかし、現在の政界には「二世議員」「松下政経塾」がはびこり、国民を導ける本物の政治家として資質ある人材が払底しています。 今回の提言はこのような現状認識のうえでの対処療法的なものです。 このような提言を必要としない政治体制ができることを心より願っております。 尚、私自身は政治家になる考えは無いことを申し添えさせていただきます。
2011年3月
日本第三の党・世話人 高橋紀雄 |